music of the year 2011

2011年12月20日

個人的今年聞いた音楽TOP10です。
今年は本当に大変な1年でした。

ふと振り返ると、激しくはないけど力強い曲を聞いてて
結構こたえてたのかなと思います。

[1] By Your Hand / Los Campesinos!
こないだ買ったばかりのLos Campesinos!のアルバムから。
やっぱり、Los Campesinos!は好きです。
これでもうしばらくふんばってられるかなって、本当にそう思うのです。

[2] I love you & I need you ふくしま / 猪苗代湖ズ
映像はサンボマスターのライブから。
僕、恥ずかしながら初めてこれを見たときぼろ泣きでした。
地震、それから原発事故という出来事に対する
自分の無力感みたいなものをわしづかみにしてぶん殴られる感じ。

[3] Rolling Blackouts / Go! Team
今年前半、テンションを上げたいときはこれでした。
久々のアルバムもいいです。

[4] Such A Waste / Sad Day For Puppets
去年から続く個人的なノイジーポップから一曲。

[5] Love In the First Degree / Bananarama
友人の結婚式のビデオ作成のために、ラブソング的なものを
探しまわっていたときに聴いた一曲。
キャッチーでポップでべたべただけど、結構好き。

[6] Georgia / Yuck
これもノイジーポップかな?個人的にはそんなイメージ。

[7] The Roll Of Characteristics (Of History In The Making) / cornershop
シタールの音とレトロだけど、古臭くないところが絶妙。

[8] Creep / social network trailer
これは、映画の力によることころも大きいけど。

[9] Bad Reputation / The Hit Girls
今年は映画のサントラを結構買ったのでその中から。

[10] I’ll Be Yours / Those Dancing Days
相変わらず、キュートでポップでほっとする感じ。

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エンディングノート

2011年10月24日

新宿ピカデリーで「エンディングノート」を見てきました。
ネタバレ(といってもアレですが)しますので、ご注意を。

長年営業畑一筋の熱血サラリーマンだった監督の父親に
定年して間もなく末期がんが見つかります。
その父親を娘である監督自身が撮影したのが、この映画です。

いや、凄い映画でした。
見終わったあと、悲しみとも、感動とも
どこか違う不思議な感覚になりました。

この映画の特別なところは、父親のキャラクター、
それから家族と娘である監督との距離感かなと思います。

まず、主人公である父親。退職してもなお
熱血営業マンの面影が残る段取り好きの心配性です。

その様子がどこか可笑しく、でも哀愁をさそい、
そして愛おししいのです。
それは、サラリーマンをやってると、
こういうオジさんに出くわす事はあって、
エンジニア的立場からは折衝をするのが大変なのですが、
嫌いにはなれなくて。。。
そういう、僕をとりまく環境から来るものかもしれません。
ま、単純に、主人公が嫌いじゃなかったってことです。

それから、家族と監督との距離感。
監督はビデオ越しに食事や、家族旅行や病室にいるのですが
その距離感が不思議だなと思ったのです。

家族が撮影されていると緊張しているわけではないけど
カメラで撮られている事を意識していないわけじゃない。

で、監督のインタビューを読むと、どうも昔から家族の
ビデオを撮っていた(ビデオ係)ようで、
それがあの不思議な距離感につながっていたのかなと思いました。

ただ、それはある種のトラウマなのかなと思うのですが
監督は家族の中で孤独のようなものを感じていたのかなと。

映画の中に父親と母親の夫婦喧嘩の様子が流れます。
子どもの頃に撮った映像だそうなのですが、
普通そういう事はしないわけで、なんだかそういう
影じゃないのですが、雰囲気を感じました。

最後に主人公である父親は亡くなってしまうわけですが、
とてもしあわせだっただろうな、と。

僕の親も50を超えて、
いつ何があってもおかしくないわけですが、
もし見送る立場だったとして、
僕はあそこまで親にしあわせな最後を迎えさせることは
できないだろうな。なんて事をがらにもなく考えてしまいました。

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Python

2011年9月21日

最近、お仕事でソースコードと戯れることがないので
Pythonのお勉強を初めてみた備忘録。

数値
短整数型、長整数型、浮動小数点型、複素数型。
16進数は先頭に0x、8進数は先頭に0。

foo = 10
bar = 10.5
baz = 1000000L
i = 3j

文字列
シーケンス型。変更不可。
Unicode文字列は u”ほげ”、raw文字列は r”¥hoge¥”

リスト
シーケンス型。変更可能。
どんなオブジェクトでも入れる事ができるリスト。
多次元リスト(リストのリスト?)も可能。

foo = [1, 2, 3, 4, 5]
bar = [1, "2nd", 3, "4th", 5]

タプル
シーケンス型。変更不可。

foo = (1, 2, 3, 4, 5)
bar = (1, “2nd”, [3, "4th", 5])

set型
集合型。変更可能。

foo = set([1, 2, 3, 4])

辞書
マップ型。変更可能。
いわゆる連想配列。
keyには数値、文字列、タプルを使用可能。

foo = {“key”:”value”, “2nd_key”:”2nd_value”}
bar = {1:”value”, 2:[100, 200, 300]}

C言語を使っていると、動的型付に戸惑うのですが、
それ以上に型をちゃんと理解しなくてはいけないなと思う次第。

組み込み関数や文法はその方の特性に合わせて作られているわけで、
型を理解しないと、文法も何もあったものではないなと。。。

あと、タプルの使いどころがわかっていない今日この頃。
# 速度面でリストより有利なのかなぁ?

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SUPER

2011年8月8日

シアターN渋谷で「SUPER」を見てきました。

ネタバレしますので、未見の方は気をつけてください。

さえないおっさんが美人の奥さん(麻薬中毒なのだけど)
を売人に寝取られ、人生のどん底にたたき落とされるのですが、
(やっすいけど)神からの掲示で正義に目さめ、
その売人に正義の鉄槌をくだすため、
(なぜだか)自作のコスチュームをまとって
スーパーヒーロー”クリムゾンボルト”に変身し、
町のチンピラをスパナでボコボコにしていきます。

そして、とある出来事をきっかけに、コミックストアの
店員の女の子を相棒”ボルティー”として仲間に加え
更に”悪”との戦いに身を投じて行くのですが。。。

お話の導入はこういうよくある感じで、
「KICK ASS」とも近い設定を持っています。

ただ、この映画、圧倒的な狂気に満ちています。
僕は「KICK ASS」でも手放しで面白がれない
ちっぽけな良心の呵責みたいなものを感じたのですが、
この映画には、「正義」というものの変態性というか
異常性というか、狂信性というか、そういう感覚を感じました。
# というか、そういう事を言いたいんだよね?この映画。

スーパーヒーロークリムゾンボルドは悪を許さないのですよ。
映画館の行列の割り込みにだって、スパナをお見舞いです。

さらに相棒のボルティーはもっと凄い。
チンピラは車で轢いてやります。友達の新車に傷をつけた
(かもしれない)ヤツの脳天には花瓶を叩き付けます。
しかも、ハイテンションで笑いながら。。。

そういうシーンが結構リアリティを持って描かれます。
血も出れば、顔の形も変わります。
悪との戦いだから、神からの掲示だから
暴力や法を破ることは仕方がない。。。?
行列に割り込んだヤツが顔の形が変わるまで
スパナでボコボコにするのは正義。。。?

主人公が等身大のさえないおっさんなだけに
スーパーヒーローと倫理や社会みたいなものが
より身近で手触りのあるものとして捉えられて
とてつもなく心地悪く、自分の中の正義と悪や
倫理観なんて、価値観をつっつかれたような気分でした。

そして、結末で主人公のおっさんは、客観的に見ると
“人生のどん底”と同じ状態におかれるわけですが
でも、それがどん底じゃないという結論にも考えさせられます。
なんだかエンジェルウォーズっぽいというかなんというか。

ま、キュートなボルティーを見るだけでも価値があるかな。
ぶっ飛んでるけど。実際いたらアウトな人だけど。

それから蛇足になりますが、この映画、
キリスト教原理主義的なネタが根幹部分に使われているので、
ちょっとかじってから見ると笑いどころを増えて楽しめるかな、と。
# そういえば、忘れそうになるけどこの映画コメディなんだよなぁ。

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ハングオーバー!!

2011年7月27日

新宿ピカデリーでハングオーバー!!を見てきました。

前作では知名度のなさからDVDスルーの危機に瀕しながら
署名活動やゴールデングローブ賞受賞でなんとか後悔された
ハングオーバーの続編です。

お話は前作とほぼ同じ構造で、今回は歯科医のスチュが
結婚する事になり、前回と同じように独身最後のパティー
(というよりもっと小さな乾杯)のはずが。。。

いやぁ、笑わせてもらいました。
前作を超える悪ふざけや不謹慎な笑いもさることながら
前作を見ているからこその笑い、それぞれのキャラクターの個性や
壮大な天丼がとても印象に残りました。

フィルの運の悪さや、スチュの酒乱っぷりや、
アランのプロニートぶり、それから飛び出すチャウ。。。
いいキャラクターだよなぁと、書いているだけで
笑いがこみ上げてきます。

前作同様のお楽しみエンドロールを見ながら
ハングオーバーの大きな魅力のひとつは、3人の主人公の
魅力にあるのだろうなと、そんなことを思いました。

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Cornershop

2011年7月16日

Cornershopの”Judy Sucks A Lemon For Breakfast”を買いました。
去年の年末くらいに知って、買おう買おうと思いながら
買えずにいたのですが、深夜にロックンロール成分不足が
発症してiTSで衝動買いしてしまいました。

曲はレトロな雰囲気なのですが、シタールが
アクセントになっていて、古臭い感じはなく
懐かしいけど新しいみたいな不思議な感じです。

個人的には1曲目のWho Fingered Rock’n'Rollから
アルバムのタイトルにもなっている
Judy Sucks A Lemon For Breakfastまでの流れ最高です。


Who Fingered Rock’n'Roll / Cornershop


The Roll Off Characteristics (Of History In The Making) / Cornershop

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退職しました

2011年6月30日

6月末で新卒入社から5年3ヶ月在籍した会社を退職しました。
理由はいろいろとありますが、一言で言うなら
リストラの一環の人員整理ということになりますかね。
ま、永遠の窓際社員ですからね。僕は。

まず、本当に何もない、空っぽだった僕を採用してくれた
当時の社長、副社長をはじめ多くの方々に感謝します。
この5年は人生の中でも本当に大きな財産になると思います。

それから、
贅沢に時間を使って教育をしてくれた入社当時の課長。
入社当時から今もずっとお世話になっている先輩の皆様。
出来損ないのリーダーを支えてくれた協力会社の皆様。
なにかと声をかけていただく本部長。
頼りない先輩の戯言につきあってくれる後輩たち。
そして、偉大なる同期の皆様、
本当にありがとうございました。

会社関係で、ここを知っている人はいないはずですが
なんだか書かずにはいられませんでした。

会社関係以外でも、大学時代の友人や、もやもやの皆様、
組込みクラスタの皆様には今回いろいろと考えを巡らせる過程で
ヒントというか、きっかけを(一方的にですが)いただいたと
思っています。本当にありがとうございました。

さて、退職に至った理由について、整理の意味を込めて
少し書いておきたいと思います。

言い訳

この数年、お客さんに対して、あれができない
これができないと言うことが多くなっていました。
もちろん自分自身の無力ゆえもあるのですが、
扱っている製品の寿命という理由も大きくありました。

もちろん、次期製品もあるにはある訳ですが、
資金、人材の投資が不十分なため、性能や開発速度で
競合他社に対して有利な状況にはなく、顧客の満足度の
回復は難しいという状態にありました。

しかし、顧客に満足を届けられない状態でも
売り上げは維持する必要があるため、
満足度の低い製品を使い続けてもらわなくてはならず、
そのために、納期や工数といった点で
非常に強力な圧力を受けつつありました。

それは、価値が低いものを売ろうとしているので、
当然といえば当然ですが、やはり精神的にも厳しく
さらに市場価値の低い旧製品の技術に自分の時間を投資する
という意味でも、自分の中でこれ以上続けることに意味を
見いだせなくなっていました。

信頼

こういうのは少し変かもしれませんが、
経営層や上司へとの信頼というのは、
たった5年間ですが働いて来た中で
大切だと思うものの1つで、
結構無茶な仕事でも、そういう信頼関係の中で
やって来れたのではないかと思います。

ただ、この数年で特に経営層を
信頼できなくなっている自分がいました。
言ったことをやらない、やれない。そして辞めない。
欧米の企業であれば確実に経営者がクビになるべき状況でも
それはなされません。

また、人員整理自体は仕方がない判断だと思うのですが、
対象に2年目や3年目の新卒が多く含まれている
(むしろ積極的に推進した)という点が非常に引っかかりました。

確かに彼らは利益を生んでいないかもしれませんが、
3年とかってスパンで教育計画を組んだテメェらで
それを放り出すようなことやるってのはどういう了見だよ、と。

打算

新卒入社から5年で20代後半というのは、
おそらく、それなりの市場があるだろうと思っていましたし、
実際に転職エージェントにもコンタクトをとってみても
そう思える状況でした。

そうであるならば、後ろ向きに迷いを持ちながら
やり過ごすようにして毎日を過ごすよりも、
面白いと思えることに本気で向き合う方が楽しいだろうと
そういう思いはありました。

楽しいってのは、楽ちんというのとは少し違っていて
“それ”に夢中になれか?ということで、
夢中になれるのであれば、困難な状況であっても
ふんばれるんじゃないかと思っています。

目標

実は、新卒で会社に入った少し後から
目標にしていたことがあって、辞めると決まった
後からではあるのですが、目標を達成することができました。

ずっと裏目標みたいな感じで考えていたのですが
曲がりなりにもこれまでの5年間やって来たことが
大ハズレってことではなかったのかなと、
安心というか、自信というか、そんなことを少し思いました。

明日から

7月からは、しばらく自宅警備員かなと思っていたのですが、
働かせてやってもいいよというお話をいただいたので、
そちらでご厄介になる予定です。

ただ、この転職で”ある種の貯金”を使ってしまったとも思うので、
これが自分の実力だと勘違いすることがないように
日々自分を冷徹に俯瞰しなくてはいけないなと思っています。

最後に、組込み業界からは少し離れてしまいますが、
個人的に今までのお仕事とは地続きだと思っているので、
今後ともよろしくお願いいたします。

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緩やかな死

2011年6月6日

最近ETVのスタンフォード白熱教室が面白くて
毎週欠かさず見ていたりします。

以前とり上げた20歳のときに知っておきたかったこと
の著者ティナ・シーリングさんの
講義の様子を見ることができるのですが、
アントレプレナーシップに満ちた講義内容や
学生たちの自由闊達な議論を見ていると
学問的な学び以上に、元気というか勇気というか
モチベーションをもらえる気がします。

また、世界的に有名なハイレベルの大学とはいえ
大学でこういう実践的な講義が行われていることに
驚愕してしまうと同時に、こういう講義を経た学生が
起業や就職をするシリコンバレーの懐の深さには
戦慄さえ感じます。

さて、他方、日本企業の新人教育なんかでは
ようわからんコンサルタントがビジネスマナーだ
ストレス耐性だと宣い、怒鳴りつけたり
徹夜で研修課題に取り組ませたりする「研修」が
よく行われています。
# 実際うちの会社でも似たようなものはありました。

確かに、”高性能”で均一的な人間は
管理者の立場からすると扱いやすいはずです。
# こんなこと言ってる僕自身もチームのとりまとめを
# やるときには癖がある人への対応には
# ちょっと身構えてしまいます。。。

ただ、そういう均一的な人間が大勢を占めると
いわゆるイノベーションを抑止することにつながり
自らその企業の死期を早めるのではないかと
思わずにいられません。

変化に時間のかかる成熟産業であれば
緩やかな死もまた一つの戦略かもしれませんが
変化の早い業種では、それはあっという間の
出来事になるかもしれません。

今日の白熱教室での「ルールの多くは提案程度のもの」
という言葉に、なんだかそんなことを考えてしまいました。

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PC環境を再考する(番外編)

2011年5月28日

というこで、うだうだと悩みつつも
購入した、MacBookPro(Early 2011)番外編です。

今回は土曜の午後に渋谷のAppleStoreで購入しました。
AppleStoreでは、小物を買ったことはあったのですが、
Macを買うのは初めてだったので家電量販店との違いが
気になっていました。
# というより、そのためにAppleStoreで買いました。。。

店員さんに声をかけて、買いたい旨を伝えると、
展示されてるMacを使ってWeb上のAppleStoreをみながら
可能なカスタマイズを一通り説明してもらえます。

一番安いモデルなのに時間を使わせて申し訳なぁなどと思いつつ
iWorkやMS Officeのインストール、それから(料金は発生しますが)
データの移行まで行ってくれるようで、普通の人が道具として
使い続けられる仕組みに感心してしまいました。

# それから、今使っているMacのモデルや用途を聞かれて
# カスタマイズなどアドバイスをしてくれるのですが、
# 僕の場合、たまにプログラムを書くという話をすると、
# 「あ、じゃぁ、大丈夫ですかね?」という感じで
# 次の話に移ってもらえて、このあたりの応対も
# 慣れていらっしゃるのだなぁと思いました。

結局、僕は初期不良のチェックだけお願いしたのですが、
チェックを待っている間に向かいのテーブルで
50歳くらいの女性が、買ってからやりたいことについて
基本的なレクチャーを受けていてたのが印象的でした。

料金は発生しているかも知れませんが、
店頭でそういうことができる素地があることは凄いな、と。

ということで、AppleStoreが選ばれる理由が
わかった気がする今日この頃です。
ただ、全体的に料金は割高なので、本当に何もわからずに
流れのままにすると、かなり高くなると思います。
まぁ、車のディーラーやブティックといった系統のお店なので
それをわかって行くべきなのですよね。。。

さて、Macを買いにいったわけですが、
安売り競争をしないという意思というか、安売り競争だと
ジリ貧になるよね、という思いを強く感じた土曜の午後でした。

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エンジェルウォーズ

2011年5月14日

新宿ピカデリーでエンジェルウォーズ
(原題:Sucker Punch)を見てきました。

以下、内容に触れますので、未見の方はご注意ください。

さて、この映画は予告編からもわかるように
セーラー服+脱色ブロンド+日本刀+2丁拳銃という、
ステレオタイプな日本アニメというか、
BLOODというか、そういうアクション映画的な面が
目を引くのですが、精神を蝕まれた少女の内面と現実という
シリアスな側面も併せ持っています。

それから、この映画は下記のような3層構造を
持っている訳ですが、

第一階層(精神病院)→第二階層(娼館)→第三階層(戦場)

後からこれが第一階層を巧妙に隠蔽すための
仕掛けだと気がついて、映画の印象が少し変わりました。

巧妙に隠蔽された第一階層という点についてですが
まず、第二階層から第三階層に移行する方法が
娼館で誰かの注目引くためにダンスをするという
珍妙な設定になっていることが気になりました。

また、現実と第二階層が比較的わかりやすい
地続きな空想(妄想)世界なのに対して第三階層が
SFファンタジーの戦場という異様に落差がある
設定であることにも違和感を感じました。

これ、恐らくは意図的に第二階層と第三階層に
落差を出しているのだと思うのですが、
第二階層の娼館という設定から、第二階層での
ダンス、第三階層での戦闘が第一階層のなんらかの
事象の隠喩になっているだと考えられます。

しかも、その落差ですから、その事象が
非常に重いものであることは想像に難くありません。

さて、深読みするといろいろと考えられる映画だと思うのですが、
何はともあれ、アクション映画的側面はすごく楽しいです。
特に冒頭で主人公が巨大武者と対決するシーンは、
とてもに説得力があり、中学生の頃に見ていたら
ムハーッとなっていたこと間違いなしです。
# あと、BeatlesのTomorrow never knowsの
# 使い方がかっこよかった。

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